サイクル旅日記



[2009-10-11]
にほんの里100選ツーリング90 ▽持方・茨城県常陸太田市(16)
●白河市(福島県)→持方(茨城県常陸太田市)→大子広域公園キャンプ場(茨城県大子町)

▽持方・茨城県常陸太田市(16)
 白河市―持方(茨城県常陸太田市)―大子(だいご)広域公園キャンプ場(茨城県大子町)
 国道349号、県道195号、33号、国道461号で袋田駅へ。常陸太田市産業部水府産業観光課の関さんから紹介された、にほんの里100選の取材に応じられた区長の須賀川さんに昨夜電話し、袋田駅でお会いすることになっていた。袋田駅から電話すると、トラックで駆け付けてくれ、自転車を積んで案内してくれる。持方には、にほんの里100選に選ばれたことを記念して石でつくられた記念碑が建てられている。なんと市の予算で建てられたという。これまで全国のにほんの里を走ってきたが、こんな立派な記念碑ははじめてだ。持方を案内してくれながらの須賀川さんの説明では、持方の集落は、現在11戸31人。肉用和牛の飼育が中心。コンニャクの加工所を自治会で建設、販売も好調で、婦人部の人たちが共同作業を楽しんでいる。かぼちゃも高い評価を得たため、水府振興公社と提携して生産活動を行っている。昔からの共同作業が今も引き継がれ、和牛飼育の堆肥を農地に還元する循環型農業、また森づくり事業を展開するなど、小さな小さな集落が、農政問題や環境対策の一端を担っているという。持方のあと、須賀川さんに紹介されたキャンプ場へ。このキャンプ場内には有料だが温泉がある。最高! 走行距離88、43km。
 写真はにほんの里100選の記念碑、記念碑拡大版、持方の集落。



写真 写真2 写真3



[2009-10-10]
にほんの里100選ツーリング89 ▽猪苗代湖・福島県猪苗代町(14)
●岩沼市(宮城県)→本宮市(福島県)
●本宮市→猪苗代湖(福島県猪苗代町)→白河市(福島県)

▽猪苗代湖・福島県猪苗代町(14)
 9日、岩沼市―本宮市(福島県)
 旅館をスタートしようとするとスポーツドリンクのサービス。旅館の奥さんの心使いがとても嬉しい。機会があればもう一度泊まりたい。休養もとったし、自転車もチェーンなど細かいところは歯ブラシで汚れを落とし、オイルをくれてあるので走りが軽い。それもつかの間、白石市からは台風が過ぎたというのに風が強くなる。横風を受けるとハンドルをとられるような強い風だ。国道4号は大型トラックが多く危険だ。ふだんは歩道を走ることはめったにないのだが、歩道を走って危険を回避する。結局朝早くスタートしたにも関わらず、風に悩まされ、猪苗代湖に到着できず、本宮市に泊まることにする。雨にも負け風にも負けた2日間だ。

 10日、本宮市―猪苗代湖(福島県猪苗代町)―白河市(福島県)
 朝から天気がよく、泊まったビジネスホテルの窓から磐梯山が見える。県道355号、8号、国道49号で猪苗代湖へ。朝ホテルから見えた磐梯山が、猪苗代湖に着くと頂上付近には雲がかかっている。しばらく雲がきれるのを待って、雲がきれたタイミングで写真を撮る。磐梯山の裾野には、黄金色の稲穂の畑が広がっている。見た限りでは今回の台風の被害は少ないようだ。猪苗代湖のあとは、次の目的地持方(茨城県常陸太田市)を目指し、県道9号、6号から国道294号へ。294号に入ると黒い雲が広がりはじめ、天栄村(福島県)あたりで激しいにわか雨が降り出す。民家の車庫で雨宿りをさせていただく。10分ほどで雨がやみ、太陽が射してくる。なんという天気だ。道路が濡れ、クルマのはねあげるしぶきがひどい。里で出会った人はみな親切だったのに、クルマはどうして不親切なのだ。自転車に配慮して徐行してくれたクルマはたったの1台だけ。あとは全く自転車に対する配慮がない。日本は戦後経済優先で走ってきたことが影響しているのだろうか。残念なことだ。話が脱線したが、白河市に入って走行距離も90km近くなったので、この町に泊まることにする。走行距離90、37km。

 写真は猪苗代湖と磐梯山、猪苗代湖と少し雲がきれ頂上まで見える磐梯山。


写真 写真2



[2009-10-08]
にほんの里100選ツーリング88 
●江島港→女川港→岩沼市(宮城県)
●岩沼市

 7日、江島港―女川(おながわ)港―岩沼市(宮城県)
 昨日、台風がくると船がすぐ欠航するので、なるべく早く島から戻ったほうが言われていたので、江島港から朝一番の7時36分の定期船で女川港へ。女川港から国道398号、45号、4号で猪苗代湖を目指す。途中、松尾芭焦が奥の細道を歩いたとき立ち寄った松島で昼食。今日の松島は曇空のためあまり展望はよくない。このあと江島と次の目的地猪苗代湖のほぼ中間にあたる岩沼市まで走り泊まることにする。岩沼は芭焦が立ち寄った竹駒神社のあるところだ。竹駒神社は日本三大稲荷のひとつでスケールが大きい。竹駒神社参拝の後、旅館を紹介してもらおうと岩沼駅の旅行案内へ行ったが、対応が悪く、仙台とか大きな町の旅館以外はわからないという。駅がある町のことがわからないとは、さすが天下のJRだ。しかたがないので駅前に停まっているタクシーの運転手さんに尋ねて、旅館を紹介してもらい泊まることにする。台風が来ているということから、どこでも泊まれるように、弁当などを買いこんで> いたので素泊まりとしたが、食事の時けんちん汁やコーヒーなどのサービスがある。イイ旅館に泊まれてラッキーだ。走行距離88、73km。

 8日、岩沼市で連泊
 昨夜から雨が降り出し、今朝も降っている。ただ台風の様な雨ではない。テレビをみていると、この地区はこれから台風がくるようなので、早々と連泊とする。旅館にもう一泊お願いすると、台風が来ているようだからネといって、昼の弁当がサービスされる。雨が降ったりやんだりの一日。洗濯をしたり、丹念に自転車をみがいたり、テレビをみながら酒を飲んで過ごす。テレビをみていると、これまで走ってきたところや、これから走るところに被害が出ているようで心が痛む。昨日走った女川や石巻では船が欠航したり、道路が交通止になっているようだ。ここ岩沼市は弱い雨が降ったりやんだりで、テレビの報道の様な実感はない。
 風呂に入ると旅館の息子と一緒になる。彼は、今中学3年、卓球で県大会にも出たスポーツマン。自転車の人ですかと聞かれたので、インターネットでにほんの里100選をみるようにと言っておく。夕食でまた一緒になると、インターネットを見たよと言ってくる。食事も家庭料理のようでとても美味しいし、楽しいひとときを過ごすことができた。

 写真は女川港から江島港へ渡る定期船。荷物が重いので、自転車から全ての荷物をおろしてから、自転車を積み込む。
 写真は松島、竹駒神社。


写真 写真2 写真3



[2009-10-06]
にほんの里100選ツーリング87 ▽蕪栗沼・宮城県大崎市(8)▽江島・宮城県女川町(9)
●瀬峰→蕪栗沼→女川町→江島(宮城県女川町)

▽蕪栗沼・宮城県大崎市(8)
▽江島・宮城県女川町(9)
 瀬峰―蕪栗沼―女川町―江島(えのしま)(宮城県女川町)
 蕪栗沼について旅館の奥さんに尋ねると、蕪栗沼は渡り鳥のため、自然を保護するため、案内標識などがないめ、現地の近くで道をよく聞いてくださいと言われる。瀬峰駅前から県道1号で蕪栗沼へ。現地で道を尋ねると、詳しく説明してくれたうえに、途中でクルマで追い越し、蕪栗沼入口でクルマを降りて待っていてくれる。ここから行くと蕪栗沼と周辺の水田が全て見渡せると案内してくれる。曇空だが親切な人に出会い、心はすこぶる爽やかだ。蕪栗沼はガン、カモなどの越冬地としての飛来数は全国でも最大級、オジロワシの越冬やオオタカの生息が確認されている。平成17年にはラムサール条約湿地としても登録されているという。
 続いて県道30号、33号、国道398号で女川町へ。女川町では資料を送っていただいた総務課広報広聴係の鈴木さん、企画課調整係の土井さんから話を聞く。土井さんの話では、江島の現在の人口は100人を割っている。漁業を支えにしている島だという。さらに江島の民宿の予約をとってくれる。そして台風が接近しているので、欠航の恐れがある。明日は午前の船便に乗らないと、波が静まるまで島にとどまることになるかも知れないと言われる。江島に着くと、役場から連絡があったと民宿のご主人が出迎えてくれ、クルマに自転車や荷物を積み込み、島内を案内してくれる。残念ながら天候が悪く展望はきかないが、天候さえよければ素晴らしい景観だと思う。民宿では、談話コーナーでテレビを見ていると、仕事で島に来ているという気象庁の職員からお酒をすすめられ、雑談をしながら楽しいひとときを過ごす。走行距離83、2km。
 写真は蕪栗沼、蕪栗沼周辺の湿地帯、やっと見つけた小さな蕪栗沼の標識、港から見た江島、江島から見た風景。


写真 写真2 写真3 写真4 写真5



[2009-10-05]
にほんの里100選ツーリング86 ▽萩荘・厳美の農村部・岩手県一関市(7)
●岩手県奥州市水沢区→一関市→宮城県栗原市瀬峰

▽萩荘・厳美の農村部・岩手県一関市(7)
 水沢から国道4号、342号で厳美へ。駒形根神社へ行くと運良くガイドの篠崎和美さんと出会う。彼女の説明では、厳美町本寺地区の骨寺村の地形は鎌倉時代に描かれた絵図とほとんど変わらず、自然を巧みに利用して築きあげてきた中世以来の田屋敷型散居集落の景観を今に残すものとして、高く評価されているという。私が自転車でにほんの里100選を訪ねて全国を走っているというと、彼女も北海道を自転車で走りたいが、家族に猛反対されていて、私のことがうらやましいという。彼女に勧められたコースを走ると、伝統的な農村の景観が維持され、山々に囲まれ、曲がりくねった水路や不整形な水田が広がり、民家が点在し、神社が奉られている。穏やかな農村風景だ。このあと国道342号、4号、県道29号で蕪栗沼を目指すが、蕪栗沼には泊まるところがないと言われたのと、明日は台風の影響で雨模様なので、蕪栗沼に近い瀬峰駅前の旅館に泊まることにする。走行距離99km。
 写真は駒形根神社、厳美の農村風景。



写真 写真2


→次ページ
←前ページ
ページ: 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8, 9, 10, 11, 12, 13, 14, 15, 16, 17, 18, 19, 20,

←HOMEに戻る