第42回 平成26年10月10日(金) 十津川温泉「昴の郷」の野外コンサート会場
十津川村役場観光振興課増谷様よりの感想文
初めて「バリトン歌手(崔 宗宝氏)のコンサート」が行われた。全国の「にほんの里100選」の地を巡るコンサートで、十津川村の場合「果無集落」(はてなし しゅうらく)が,にほんの里100選に選ばれている。
初めて崔さんを見た時、大きいな歌手の方だなと第一印象思った。これだけ大きな体をしているバリトン歌手だから、きっと歌声はすごいだろうなと感じた。実際に崔さんの歌声を聞いて、予想が的中した。 その歌声は、マイクが必要無いのでは、と思う程の豊かな声量で、昴の郷周辺に、やまびこのように崔さんの歌声が返って来て、更に山全体に、その歌声が響きわたり、会場の人を魅了いたしました。
私も、これほどの声量の歌声を聴いたのは初めてでしたので、崔さんの歌声がいつまでも心に響きわたり、美しい山と空気がマッチして、オペラの世界に引き込まれていきました。 参加の多くの方が、生でバリトンの歌声を聞くのは初めてで、貴重な経験をさせていただきました。いつまでも、いつまでも聞いていたいと思ったのは私だけでは無いと思います。
このようなコンサートを開催していただきました崔さん、そしてお世話していただきました、関係者の方々に感謝申しあげます。有難うございました。また是非、崔さんの歌声を聞いてみたいと思っています。
十津川村 観光振興課 増谷
十津川村日帰り100選コンサート同行レポート 崔宗宝後援会榎本えみ様
羽田始発便にて、1時間ちょっとで南紀白浜空港へ。お迎えのお車で2時間、道中1度休憩をして会場入り口の坂道を登り、桑畑果無の世界遺産の眺望と世界遺産の碑。この十津川村は世界遺産の地でもあります。奈良だなぁとしみじみ想いほほを撫でる風に万葉の昔の香りを感じたものです。
崔さんへの感想は、担当の増谷課長の表現でお分かりだと思うので割愛いたします。日帰りのコンサートに漕ぎ着けた経緯をご紹介いたします。
榎本から友人に100選の地、御存じありませんか~とお尋ねしたら、友人の尾川さん→尾川さんの仲人様→奈良在住の仲人様の弟様渡辺様→十津川村重里の深瀬のばあちゃん→娘の眞理子さん→観光協会の増谷様 と、こんなに多くの方々の時間とお手間、人の縁のかさなりの中実現に至りました。(かさなりの中という表現は渡辺様の文章よりいただきました。素敵な言葉ですね)言葉では表せない感謝の気持ちでいっぱいです。
コンサート前には、渡辺様が地元の新聞にて宣伝してくださいました。コンサートは地元のお祭りの一環に入れていただきましたので、話があってからとんとん拍子で予定がきまりました。立役者(増谷課長の表現)の眞理子さんには当日はじめてお目にかかり、地元のお土産をどっさりお持ちくださり、丁度その土地周辺での仕事を切り上げて応援に駆け付けてくださった高橋後援会会長一行3人と、東京から奈良に移り住んでいらっしゃる崔さんの応援団である山本様ご夫妻が2時間かけて駆けつけてくださり、崔さんは振る舞い汁やらアユの塩焼きやらロースト猪肉やら、沢山頂き、歌う前から山に囲まれた素晴らしい会場に溶け込んでいました。崔さんのそのような様子はなんとも周りの私達にまで幸せを感じさせてくれました。
眞理子さんの袋一杯のお土産は、みんなで分けて頂いて帰りました。クラシックに造詣の深い眞理子さんからは、後日電話した折、『崔さんの歌はちゃんとしたホールで歌わせたい。本当なら100回目のコンサートをここ十津川でやったらよかった』とのお言葉をいただきました。眞理子さん、暖かい視点をありがとうございました。
現地滞在4時間半、同じコースを送迎係の辻井さんの運転でお送りいただきました。用意して頂いた立派なお弁当は空港の待合室で缶ビールで乾杯してお疲れ様会していただきました。無事に羽田に戻り一安心。3日後の13日は王子ホールにてコンサートでした。中身の濃い日帰りコンサートでした。 いつもながら感謝の念ばかりの一日でした。 謝謝 (崔宗宝後援会榎本えみ様)