崔宗宝、バリトンの旅
にほんの里100選をめぐる
オペラ歌手 里の歌旅

第66回にほんの里100選コンサートin大分県佐伯市大越

日時:平成30年5月28日(月)  会場:蒲江翔南学園体育館

66回目となったにほんの里100選コンサートは、大分県佐伯市大越の近くの蒲江翔南学園で開催しました。大越は、川と水路、そして人の営みと景観が優れていることで、里100選に選出されました。大越川の水はとても綺麗で、この水で育った米はすごく美味しいのです。夏には盆踊りなど沢山の伝統行事も続いています。また機会があったら、今度は夏に来たいなと思いました。  IMG_1182
今日は私の後援会の榎本さんの友人である長瀬さんが、大分空港まで迎えに来てくださいました。車で1時間半ほど走って、翔南学園に着きました。門をくぐると立派な建物が目に入り、びっくりしました。こんな山々の奥に2年前、小中一貫校が建てられたとは…。生徒数は何と約300人。ほとんどの田舎の集落や村では、子どもがどんどん減ってしまうので活気が出ず、いつも心配になってしまいます。しかしこの素晴らしい校舎と沢山の子供を見て、この町は大丈夫だと思いました。将来が明るいなと感じました。  IMG_1181
体育館のコンサートでは、いつも通り1時間ほど歌いました。その後すぐ移動して、長瀬さんが経営している老人ホームで、もう一度ミニコンサートをやりました。ほんの1時間前に小学生の前で歌った後に、今度は80歳前後の高齢者の皆さんの前で歌い、何か別世界に来た感じがしまし た。この老人ホームは開業してまだ2カ月でしたが、手厚いサービスや美味しい料理などで評判が良く、すでに沢山の方々が入居しているそうです。  今日1日で感じた事は、30-40代の若者が足りないことです。これからどうやって素晴らしい日本の里山を守っていくかが、とても大きな課題だと思いました。  IMG_1183
今日の大越は九州の里100選の最後の場所。これで九州方面は全て周りました。これからは北海道や東北の5-6ケ所を、年内に行けたら良いなと思いました。  では 次回の里山を楽しみにしております。 再見                        (崔 宗宝)  IMG_1180
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第65回にほんの里100選コンサート in 岩手県遠野市

 

日時:平成29年11月27日  会場:遠野市附馬牛地区センターホール

2017年最後のにほんの里100選コンサートは11月27日、岩手県遠野市の附馬牛小学校の近くの公民館で開催されま附馬牛小学校した。今回とても嬉しかったのは附馬牛小学校のPTAが、家庭教育ゼミナールの公開講座として企画してくれたことです。何故嬉しいかと言いますと、今まで沢山の学校で歌いましたが、参加者はほとんど学校の生徒達のみで、保護者は仕事の関係でなかなか来てもらえなかったからです。子供に本格的なクラシックを聞かせる事は、とても良い授業だと私は思います。もし生徒達の親御さん達も一緒に生のクラシックを聴くことができれば、家に帰ってから子供と感想を交換し、理解できなかったところを再確認できます。あるいは私が歌った後、子供が質問をする勇気が足りなくてその時は聞けなくても、あとで親御さんを通して私に聞きたい事を教えてもらえれば、この授業の効果はか地区センターなり高くなるのではないでしようか?だから附馬牛小学校のこの企画は大賛成です。そしてこの日は生徒のご両親だけでなく、おじいちゃんおばあちゃん達も沢山来てくれて、三世代のお客様が参加してくれたのです。本当に嬉しかった。

遠野市の附馬牛の周りは沢山茅葺屋根の古民家がありますが、維持するのにはお金が沢山必要です。茅葺屋根の地区センターホール寿命は25年だと言われ、一回の建て替えは300万円位かかるようです。もしこのような古民家を上手く利用できれば。良い循環になるのでは?例えば旅館や宿などにすれば、外国人観光者は泊まりに来るのではと思いました。残り35の里100選のコンサートでも、できれば附馬牛小学校のような企画をしてもらえたら嬉しいかなと思います。では 来年また会いましよう! 

                                                   崔宗宝

 

遠野市中浜教育長様からのお手紙

寒冷の候、貴殿におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。遠野曲り屋

さて、過日は遠野市立附馬牛小学校家庭教育ゼミナールにおいて、ご多忙中にもかかわらず講師を務めていただき、心より感謝申し上げます。

児童、保護者、教職員、地域関係者を対象に、「日本・中国二つの故郷を歌う」と題し、ご講演と世界各地の歌を聞かせていただき、ありがとうございました。崔様がおっしゃったように、オペラやクラシックをなどを聴く機会が少ない当市の児童らにとって、それらに触れる貴重な機会を設けていただいたと感じております。

また、中国語やイタリア語を教えていただいたり、日本の唱歌をもっと歌って、知ってほしいとお話いただいたことは、多様な文化について理解を深めるきっかけになるものと考えています。

そして、崔様の歌の第一声を聞いたときの子供たちの驚きの表情。世界各郷土料理地の歌を真剣に聴く表情。日頃の生活ではできないことに触れ、子どもたちの世界がひろがったと感じました。

子どもの成長には、保護者や大人の支えが不可欠です。家庭、地域で子どもたちの健やかな成長を支えるために、当市でも家庭教育に力を注いで参りますので、引き続きご指導賜りますようお願い申し上げます。

最後になりましたが、崔様のご健康とご活躍をご記念申し上げ、家庭教育ゼミナールの御礼をさせていただきます。

敬具

平成29年12月1日 崔宗宝様遠野遠景

遠野市教育委員会 教育長 中浜 艶子

 

編集後記

最初に遠野市附馬牛公民館(現地区センター)からお電話を頂き、附馬牛小学校にもお話をしたいからと待っていただきました。平成29年2月頃遠野市立附馬牛小学校佐藤教頭先生からお電話があり、11月頃開催したいとのことでした。その後佐藤先生がご退職となり、帷子教頭先生に変わり、附馬牛地区センター様との連絡を取っていただいて、共催が可能となりました。地区センター所長様にお出迎えいただいた後、里の様子をご案内いただき、おいしい郷土料理をご馳走になりました。本当にありがとうございました。小学校で講演の後、地区センターに移り、コンサートを行いました。演奏日誌にもある通り、PTA主催ということで、ご父兄や地域の方々も生徒さんと一緒に聴いて下さり、とても嬉しかったようです。皆々様にお世話になり、柳田国男さんの遠野物語の民話の風景も見せていただき、楽しい一日でした。お世話になりました皆様に心から感謝申し上げます。(里山担当高木ユリ)

 

 

 

 

第64選にほんの里100選コンサートin青森県佐井村福浦

日時:平成29年11月13日(月)13:30より 場所:佐井村立福浦小中学校体育館

憧れの東北方面の里山コンサートの日がやっと来ました。私は暑さには弱いのですが、寒さには全く平気な体質で、いつ頃北国の雪を見られるかなと楽しみにしていました。今回は紅葉の後、雪が降る前の季節だっ大湊近くの駅たので、雪国を見る事は出来ませんでした。この日(11月13日)朝6時30分東京駅発の東北新幹線はやぶさ号に乗り、八戸駅で降りて青い森鉄道に乗り換え、11時13分大湊駅に到着しました。そこで福浦小中学校の教頭祐川先生が車で迎えに来てくれ、昼の12時20分頃学校に到着しました。青い森鉄道に乗る時、東北の広さと景色に感動しました。車の中では、教頭先生に色々な事を教えてもらいました。現在の福浦小中学校は小学生2人、中学生3人で、全校生は5人でした。先生は7人、これは感動ですよ!だって一対一の授業でしょう!この5人の生徒はどんなに幸せかなと思いました。東京では普通1人の先生が、1クラス40名ほどの生徒を面倒見ないといけないのでしょう?それに比べここでは、生徒車窓から達は何か問題がある時先生に聞き放題でしょう!ある意味、田舎の生徒の方が、幸せなのかなと思いました。福浦集落の人々はほとんどが漁師で、そのうち24名程が歌舞伎をされると言います。福浦集落の歌舞伎は明治23年から伝承され、もうすでに100年を超えてます。日本全国の農村の歌舞伎は多いですが、漁師の歌舞伎は珍しく、また方言でやるのは本当に素晴らしい。この日もっと福浦集落の歌舞伎の事を知りたかったですが、滞在時間はわずかの3時間ですので、無理でした。 学校のコンサートは13時30分から始まり、地元の方々と近く単線電車の学校の生徒5人を含め30人程が集まりました。終演後可愛い生徒から花束をもらい、本当に楽しかったです。今度福浦の紅葉の綺麗な時季にもう一度来たいなと思ったところ、来年この学校が閉校となると聞いてびっくりしました。まだまだ綺麗な校舎でもったないなと、残念な気持ちが胸に残りました。じゃ、もし来年の閉校のイベントがあれば是非参加したいと考えました。今月もう一つ東北の里山コンサートがあります、それは岩手です。今から楽しみにしてます。 崔宗宝

福浦小中学校祐川教頭先生よりのお手紙  

おはようございます。昨日、コンサートを盛況のうちに終えることができました。曇り空でしたが、こちら福浦小中学校では日常の強風が吹くこともなく、穏やかな天候に恵まれました。子どもたちのほか、地域の方々の参加もあり、崔さんの会場中に響き渡る声量と美しい歌声に参加者みんなが感激いたしました。閉校前に素晴らしい思い出ができたとみんなで話しております。このようなすばらしい機会をつくっていただき、心から感謝しております。ありがとうございました。

また、崔さんのスマホで写真はとりましたが、動画はビデオで撮影しましたので後日DVDでお送りしようと思いますので、送り先を教えていただきたいと思います。それでは、崔さんをはじめ、皆様にもよろしくお伝えください。発声練習

佐井村立福浦小学校  教頭  祐川 文規

 

編集後記皆で練習

 佐井村小学校の齋藤教頭先生から一昨年の8月にご連絡をいただき、人数が少ない小中学校だが、やってもらえるかとお問い合わせがありました。もちろん伺いますと申し上げました。その後齋藤先生から祐川先生に教頭先生が代わり、何度かのやり取りの後、実現花束しました。遠いにも関わらず崔さんの都合で日帰りとなり、忙しい日程で祐川先生初め職員のみなさまには大変お世話になりました。心より感謝申し上げます。八戸乗り換えとのことで、私も八戸在住の大学時代の友人と一緒に伺い、その夜は八戸一泊を考えておりましたが、残念ながら癌の再発で行かれなくなりました。崔さんの一人旅となりましたが、とても楽しい時間を過ごさせていただきました。福浦小中学校から生徒さん5名、先生7名、お隣の牛滝小学校から生徒5名、先生4名、その他地域からご参加の方をお迎えして、いつものコンサート曲にプラスして校歌合唱、発声練習などを皆様で楽しみました。その後祐川先生から当日の様子をDVDにした物も送っていただきました。本当にありがとうごさようならざいました。またいつかお目にかかれる日を楽しみにしております。(里山担当 高木ユリ)

第63選にほんの里100選in徳島県上勝町

日時:平成29年11月15日(日)13時より  会場:田野々の棚田「棚田音楽祭」会場

(演奏日誌 崔 宗宝)

山、山、また山。徳島空港から友人の車に乗り込んで、音楽祭を開催する場所まで2時間ほど走りました。こ①の日は「にほんの里100選」に選ばれた徳島県上勝町の棚田で、“大地にささげる音楽祭”が開かれました。私は里山コンサート第63回として、参加させていただきました。いつもと違って今回は、地元の上勝中学校と小学校及び地元のお年寄りのサークルの方々も出演して、とても賑やかな音楽祭でした。

徳島県は80%が山と言われ、平地はとても少ないのです。上勝町は、徳島県中央部の山間部に位置する豊かな水と杉の山並みが美しい山里です。その姿は、200年前から現在までほぼ②変わらない状態で残されています。今回の音楽祭の会場は棚田の上に作られており、観客は上の棚田に座って下の舞台を見るという、まるでイタリアのローマ野外劇場のような風景でした。音楽祭のオープンニンーグは田野々名若連の方々が日本の伝統音楽を演奏し、そのあとのオカリナサークルの素敵な演奏も素晴らしかったです。そしてそのあとが私の出番です。

この上勝町の棚田の風景を見て、日本の童謡「赤とんぼ」が1番似合うかなと思い、上勝中④学校の二年生の野田あつ子ちゃんに急なお願いをし、彼女のフルートの伴奏で「赤とんぼ」を歌いました。あつ子ちゃんはとても上手で、旋律を教えたらすぐ演奏できました。棚田に座っている観客は大興奮となりました。あつ子ちゃん!ありがとう😊今日の里山コンサートは、私自分自身もすごく楽しかった。小学生と中学生達と一緒に舞台を立ち、音楽に交流ができて、本当に良かったと思います。  第64回里山コンサートは青森です。どんな風景を見れるか、どんな方々とお目にかかれるか、今から楽しみです。

 

朝日新聞徳島県版2017年11月6日記事より

棚田に響く プロの歌

上勝音楽祭 中国の崔さん披露

好天に恵まれた3連休最終日の5日、上勝町旭田野々で「第16回棚田の音色大地にささげる音楽祭」が開かれた。近くの八重地地区が、20091年発表の「にほんの里100選」(朝日新聞社、森林文化協会主催)に選ばれたのを記念し、中国人バリトン歌手、崔宗宝さんが出演。里山の景観を背景に美しく豊かな歌声を響かせた。

この日朝に徳島入りした崔さんは「景色が美しく、人があたたかい。でも、あと10年もすると人がいなくなる地区があると聞いた。この里山をなんとか残さないと」と語った。

音楽祭では、稲刈りを終えた棚田を階段状のホールに見立て、徳島市のマーチングバンドや地元のだんじり囃子、小中学生らがステージに立った。崔さんが歌う童謡「赤とんぼ」の伴奏は、町立上勝中音楽部員でフルート奏者の野田亜寿桂子さん(14歳)。野田さんはこの日のリハーサル後に、崔さんに伴奏を頼まれたといい、「最初は頭が真っ白になったけど、頑張りました。」とにっこり。崔さんは「音程がとても安定していた。」と評した。オカリナグループ「エスペランサ」の赤根登喜恵さん(59)は「美声と声量、人柄もすてきでした。」と話した。

実行委員長の武市泰徳さんは「今年も良いコメができた。大地に感謝するために続けている音楽祭に沢山の人が集まってくれて、すばらしい音楽を届けることができました。」と語った。

徳島新聞(2017年11月10日)より

演奏や合唱 棚田に響く 

上勝 音楽祭に聴衆300人

 上野町旭の「田野々の棚田」で「棚田の音色 大地に捧げる音楽祭」が開かれた。町内外の6組が楽器演奏や合唱を披露し、約300人が聞き入った。棚田に設けられたステージには、日本各地の棚田を巡る中国人オペラ歌手の崔宗宝さん(57)=神奈川県大和市=が登場。「アメージン・ググレイス」や「フニクリフニクラ」などの名曲を高らかに歌い上げた。

童謡「赤とんぼ」では、上勝中学校3年(14)がフルートで共演。柔らかな歌声と音色が秋の空に響き渡り、来場者からは大きな拍手が送られた。

上勝中の25人は板野町出身のシンガーソングライター、アンジェラ・アキさんの「手紙~拝啓十五の君へ」を合唱した。県内のマーチング愛好者でつくる「トクシマインディゴウズ」のパフォーマンスもあった。

野田さんは「崔さんとの演奏は新鮮で楽しかった。上勝中生として最後の音楽祭となり、寂しいが、とても良い経験になった」と話した。(松村万由子)

 

参加したファン四宮様からの感想文

第63回徳島上勝町棚田の音色        四宮ヨシ

4年越しの恋人を待つような・・・・・待ち焦がれた今回の「にほんの里100選」コンサート。4年前、2013年4月6日、徳島県三郷(大神高開)の地、春満開でみごとな芝桜の咲く石積みコンサート(の予定でした)。春の雨台風で、崔さんを乗せた朝一番の飛行機は?開催は?帰りの便は?と気をもむ一日であったが、開始後まもなく大雨となり、石積みの民家から急遽「ほたる館」へ移動、地元の人達、関係者の尽力、配慮で滞りなく進行でき、感謝の連続だったと記憶している。

本県2か所目の今回上勝町は三棚田(八重地・市宇・多野々)のコンサートを毎年順番に開催し、実施の時期、運営等は担当実行委員会が進め、町の活性化につなげていることを知り、それに乗せていただいた。

田野々のコンサートは稲刈り後の棚田にコンパネを敷いてステージを作り、階段になった観客席からもよく見える配慮づくり。地元の上勝小、中学生の合唱、地元女性グループのオカリナ、だんじりの祭囃子等、地元の人達が自らの手で継続開催し、絆づくりにつなげている。そんな山里に本物のバリトン歌手、崔宗宝氏の来徳は有り難く嬉しい限りでである。

柔らかく声量のある歌声は、心から晴れやかに胸の奥底から「ぐわ~!」と迫ってきて、自然に涙が出て止まらなくなった。背筋を伸ばし聴き入った。特に中学生(フルート)の伴奏での「赤とんぼ」は、天高く、やわならな、やさしい日本語の音色が響き、私達聴衆もたっぷりと酔いしれたが、14才の彼女には大変よい幸運に恵まれた機会となり、一生の宝となることでしょう。小中学生の子供達にとって、本物に目で耳で肌で心で触れられたことは、大きな思い出となりました。これからも音楽を楽しめる子供が育ってくれることを祈っています。

『秋天に 田の音色 伸びる子ら』

 

棚田音楽祭実行委員会武市泰徳様からのお便り

先日は、棚田音楽祭出演に関して大変お世話になりました。

先ずは、崔さんの声掛けで一緒にフルートを演奏された中学校の野田さんよりの言葉です。「オペラ歌手の方と一緒に演奏するというのは、今までしたことのない経験で、とてもよかったです。今の私はフルートの技術も音楽の知識もまだまだなので、沢山努力していきたいと思います。これからも上勝町に楽しく素敵な音楽を届けたいと思います。崔さん、お声をかけていただいて、本当にありがとうございました。」

続きまして、私(武市様)の方からお礼を申し上げます。この棚田音楽祭で県外より参加された方は、崔さんが初めてでした。今回、棚田で風を感じられて選んでいただいた曲。本当にこの上勝町にあった曲を歌っていただいて、本当にありがとうございました。また、観客スタッフ一同の心を魅了する歌声。上勝の田野々の棚田で歌っていただいて、本当にありがとうございました。

里山100選での出演もまだあると思いますが、先ずは体調崩さぬように十分お気を付けください。そして各地の里山へその素晴らしい歌声を届けてもらえたらと思います。崔さんに出演して頂いたことは棚田音楽祭実行委員会の一生の思い出になるでしょう。短くはありますが

、今回の謝礼文含めとさせていただきます。また、上勝町で歌っていただけたら幸いです。

 

今回世話役の後援会会員による同行記

第63回徳島上勝町里山コンサート晴天にて終了

              崔宗宝後援会会員 榎本えみ

 

ステージは棚田、観客席も棚田、大自然が舞台の里山流音楽祭、周辺地元住民総出の音楽祭が、時間ピッタリに始まりました。インディゴウズのスターティングマーチで始まりを告げ、収穫祭に奉納する『だんじり』、地元女性の方たちのオカリナ演奏の次が、崔さんの持ち時間でした。次に小学校と中学校の歌と合唱、帰りの飛行機の時間の菅家で最後まで参加できませんでした。

その自然の中で崔さんが歌うとき、その声は深い山懐の中で溶け込み、コンサート前に100選の地「八重地」に足を延ばして、畑の野菜は青々と育ち、広くひろくまさにローマのコロッセオの中にいるような感覚に酔いしれた、そのまんまの感情がコンサート会場でも広がりました。

野田さんという女子中学生が、崔さんの要望で即興でフルートにて「赤とんぼ」を伴奏しました。この何とも自然に溶け込む崔さんの想定内(私にとっては)の声掛けに、棚田に敷物をしいて聞いてくださる観客の皆様には、きっときっと想定外のうれしい出来事だったと思います。崔さんの自然体に生きる人柄の一面を今回も楽しませていただきました。

崔さんありがとうございました。

森林文化協会様、そんな崔さんの活動を支えていただきまして、ありがとうございます。

 

 

 

 

第62回にほんの里100選in大阪府枚方市穂谷

日時:平成29年10月14日(土)10時から  会場:穂谷収穫祭会場

里山コンサートイン穂谷。日本で秋と言えば、芸術の秋、食欲の秋、そして収穫の秋写真①と言われる事が多いでしょう。10月14日、にほん里山100選に選ばれた大阪府枚方市の穂谷の収穫祭で歌いました。野外コンサートなので、連日の雨を心配していましたが、この日は運が良く天気予報どおり曇りとなり、収穫祭を無事に行いました。この日は朝4時30分に起き、大和駅から相鉄線の電車に乗り横浜駅で乗り換え、新横浜駅から新幹線のぞみに乗って京都駅着。京都から写真②は近鉄電車に乗って新田辺駅で降り、東京からわざわざ来てくれた後援会の榎本さんと合流して、タクシーで穂谷に向かいました。(榎本さんには今回の里山コンサートを開催するため、色々な手配をしていただき、ようやく実現できました。本当に感謝します)。この日の穂谷には、毎年開催している収穫祭という事で、大阪や京都からたくさんの方々が来られました。この季節の穂谷はコスモスや向日葵の花が満開になり、とても綺麗な景色でした。サツマイモと枝豆畑もたくさん収穫できて、遠くから来た方々も大喜びでした。私は午前11時に歌をスター写真③トし、30分ほど歌いました。目の前の広場に座った皆さんはかなり興奮し、アンコール、アンコールの声が聞こえ、久しぶりの野外コンサートで歌う私も楽しく歌うことができました。コンサート後、会場にいる若い学生風に見える三人娘と話しました。三人は中国語で返事をしてくれました。何と三人は関西外国語大学の学生でした。三人共中国で留学した経験があり、中国語はとても上手でした。やはり留学するのは若いうちが一番良いと改めて感じました。 穂谷がにほんの里100選に選ばれた理由は、棚田、ため池、雑木林、竹林、柿栗畑などの里山景観写真④が残り、地元の皆さんが丁寧に手入れをされているからです。大阪近郊であり、交通はとても便利です。来年もスケジュールが合えば、プライベートでも遊びに来たいなと思いました。帰りに枝豆一本を買い、夜のビールのつまみに最高でした! 崔宗宝

 

参加者の感想文

松永勝子様より(地元との仲介及びお世話役をして下さいました。)写真⑤

10月14日(土)に、第62選『にほんの里100選』記念コンサートが、第20回『枚方の里山・収穫の秋穂谷』の会場で開かれました。雨天が続くとの予報で開催が危ぶまれ、気を揉みましたが、当日は薄日も差し、多くの人が訪れホッと胸をなでおろしました。

開会式の後、コンサート「花とライブショー」がスタート。収穫イベント会場となっている広いコスモス畑、枝豆畑等を横目写真⑥に、本部前メイン通りより少し高い草地が舞台。大学生のバンド演奏に続き、バリトン歌手崔宗宝さんが登場。第一声を発したとたん、長蛇の列の人達はもちろん皆一斉に声のする方へ視線が集中。道行く人も足を止め見上げました。里山の大空の下、それも声楽家の本物の歌声を聴けるチャンス等めったにないので驚くのは当然です。のびやかなその美しい写真⑧声、山をも揺さぶるその声量、豊かなその表現力にぐんぐん引き込まれ、老若男女皆笑顔になり、心地良さそうに聞き入っていました。かぶりつきで初めから終わりまで立ち尽くした人が何人もいました。

日本の秋から始まり、中国の歌、世界の歌、オペラの曲と多様な歌が里山に響き渡りました。終わったら大きな拍手が起こりました。主催者の皆様にも「大成功」と大変喜んでいただきました。私は、バリトンの声が室内より里山の空の下の方がマッ写真⑨チしているように思え、不思議な感動を覚えました。茹でたばかりの黒豆の枝豆がとても美味しかったので、帰り際に急遽崔さんと私達も収穫させていただきました。いいお土産になりました。

私はこのコンサートを通し、歌声の素晴らしさと同時に、里山のよさ、大切さを再確認しました。他の里山コンサートにも是非行ってみたいと思いました。今の日本の農業(第一次産業全体)が抱える切実な問題、後継者不足。この里山もそれに悩んで写真⑩いる由。解決の道は険しいけれど、行政と共に何としてもクリアーし、里山保全を引き継いでほしい、この穂谷の美しい里山が残りますように、と祈りつつ帰路につきました。

『にほんの里100選記念コンサート』 この素敵な企画に心から感謝!!! 本当にありがとうございまし穂谷チラシ

た。  松永勝子

 

会場での声

○さすがプロ歌手で声量には驚いた。

○選曲も含め歌が良かった。

○従事者は黒豆畑や大朝市会場にいて、聞こえなくて残念だった。

○最初の第一声は大きな声にびっくりした。子供たちは喜んでいた。

  • 付近住宅への影響でスピーカーの向きを考えていたことにより、聞こえないエリアがあったことが残念である。

同行記  崔宗宝後援会会員榎本えみ様

62回大阪枚方穂谷地区里山コンサート無事終了!

大阪枚方の穂谷地区での収穫祭に合流参加しました。大阪地区は1週間小雨模様で、直前まで予定の14日か順延の15日かと主催者の方も大変な心配をなさったと思います。

前日の13日、責任者の勇断で予定通り14日に挙行となり、崔さんにもその旨伝え予定通りの新幹線始発に乗っていただき、お世話役の枚方在住の松永さんと、一日早く大阪入りした私と朝9時に最寄りの駅にて合流。そこからタクシーにて会場に。なんと、心配していた天候は十分によく、南区長の計らいで、もし雨天なら近くの穂谷公民館での里山コンサートをお願いしていましたが、それも心配不要でした。20年続く収穫祭のため、参加なさる方は目当ての枝豆畑での枝豆収穫や一面のコスモス畑でのコスモスの収穫(収穫というのでしょうか)、ドジョウ掴み、竹細工作り、地元の牛乳の試飲やソフトクリーム、きな粉餅のお店に並んだりしていました。

崔さんの歌を届けるには正直なところ十分な環境とは言えませんでしたが、歌いだすと1人止まり2人止まりとなり、後ろから見ていると、動かない動画の様な後ろ姿がどんどん増え嬉しくなりました。崔さんが曲と曲の間の選曲中にさえ、じぃ~と動かないでいてくれた後姿に、嬉しくよかった~という思いが湧き上がりました。主催者の皆様の顔が、晴れ晴れとしていて、参加させていただいたことへの感謝の念が深まりました。

穂谷地区は関西外語大学の学園都市に属していて、コスモスが一面に咲き誇る畑があり、何代もの人々がそこに住み、守ってきた360度のパノラマの風景があり、奥深い里山には違いないのですが、ちょっと下りると美味しいコーヒー屋さんがあったり、そのお店にはランチタイムになると地元の方らしい人々が大勢集い、幸せなランチを楽しんでいます。やはり、学生さんが多く集うことに起因があるのでしょうか。穂谷の南区長さん、上武副区長さん、里山コンサートとの窓口全体の指揮を取ってくださった谷口さん、会場の全ての係の皆様ありがとうございました。

海外に住む友人のお母様とお姉様と姪っこさんは枚方にお住まいながら、初めての収穫祭参加で、次の日「崔さんのコンサートは凄くよかったです。もっとじっくり聴きたいと思いました」とメールをくださいました。兵庫県から会場に駆けつけてくださり、帰りの車を出していただいた延山さんと和歌子さん、ありがとうございました。

今回の里山コンサート開催の突破口を作ってくださった、枚方在住の友人松永さんは、天気のことから里山コンサートの宣伝やらいっぱい心配してくださったりご協力頂きました。崔さんの歌は初めてでしたが感動して頂きましたのが、せめてものお礼となりました。

ありがとうございました。

写真提供:崔宗宝様 榎本えみ様

 

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