里ニュース



[2009-11-04]


 100選は、朝日新聞社と森林文化協会が「人々の暮らしによって育まれてきた、すこやかで美しい里を選ぼう」と全国から募集。映画監督の山田洋次さんを委員長とする選定委員会が選んだ。
 藤本さんは3月に立川市を出発。前半は西日本の選定地へ向かった。5月半ばに沖縄県に到達し、「久米島」と「やんばるの森」を訪ねて折り返し。立川に戻ったのは6月末だった。都議選と衆院選の投票を済ませたあと、8月半ばに再び旅路へ。後半は北に進路を取り、東日本の選定地をすべて巡って10月16日に帰宅した。この間、旅の様子を森林文化協会にメール送信し、「サイクル旅日記」として、にほんの里100選のホームページ(http://www.sato100.com/cgi−bin/diary/index.cgi)で紹介した。
 選定地のひとつ奈良県宇陀市の「深野」では、100選に応募した現地の関係者らと知り合い、自宅に招かれて語りあった。また、選定地ではないが、島根県大田市温泉津(ゆのつ)町では、宿泊先を探そうと声をかけた夫妻が、「息子が学生時代に自転車旅行し、多くの人に助けられたので恩返しをしたい」とそのまま自宅に泊めてくれたことも楽しい思い出となった。
 多くの地で「東京から自転車で!」と驚かれ、その後の会話もはずんだという。「きっと自動車での旅行では体験できなかった触れ合い」と振りかえる。
 旅を終えて感じたのは、里の多くが課題を持っていることという。棚田の美しい風景でさえ、すぐ隣に荒廃した農地があったり、後継者不足に悩んでいたり。ある役場では、選定地について尋ねた際、「それは市民が応募したもの。役場ではわからない」と答えられ、寂しさを覚えたという。
 藤本さんは現在、各地で撮影した写真を整理中。「選定地の風景や出会った人々の姿を通じて、自転車の楽しさと里の美しさを伝えたい」と、写真展開催を計画している。
  =10月31日付け朝日新聞多摩版から



[2009-10-16]


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[2009-09-17]


写真1



[2009-08-11]


GP9月号掲載面を転載。
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写真2



[2009-08-10]


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