里ニュース



[2010-06-28]


 町が預かる土地のうち、樹林は92ヘクタール。原生林52ヘクタールは現状のまま保存するが、40ヘクタールを三つのゾーンに分け、ブナ再生、植樹活動、ヤマブドウなどの山の恵みの生産の場として利用する。
 「再生の森」(28ヘクタール)は母樹とするブナの周辺を下刈りし、植生調査を行う。「恵みの森」(5ヘクタール)では、伐採した支障木を利用して、クラフトを作り、ホダ木に加工してきのこを栽培。ヤマブドウも多数自生しているため、北海道ワインの協力で、栽培や加工の可能性も探る。「植樹の森」(7ヘクタール)は今後、市民や北海道ワインの社員の植樹によって森の復活を目指すゾーンとする。
 プロジェクトは当面5年間。双方の同意で協定期間を更新できる。この間、所有者の固定資産税が減免される一方、土地は無償で町が借り受ける。=6月18日付北海道版から




[2010-06-28]


 戸数11、住民約50人の同地区は、廃校になった学校の校舎を交流拠点に活用したり、住民総出で「山菜まつり」や「新そばまつり」を催したりと、地域おこしに力を入れている。昨年は朝日新聞・森林文化協会の「にほんの里100選」に選ばれ、農林水産省の「豊かなむらづくり全国表彰」の最高賞も獲得した。
 その熱心さに、イワショク常務の渡部智也さん(49)が共感。農家とタイアップした産地限定商品を作りたいと考え、足を運ぶうちに「応援したい」と思ったという。
 ワラビの採集・選別・出荷などの作業には現在5戸約15人が携わる。今年の出荷は1・2トンの予定だ。自治会長の井上喜子夫さん(62)は「塩漬けにする手間もいらず、収入も安定し、助かっている。採っただけ買い取ってくれるのもありがたい」と喜ぶ。
 昨年発覚した山菜偽装事件で失った「山菜王国」の信頼回復のためにも、渡部常務は「本当の旬の山菜のおいしさを知ってもらうしかない」と意気込んでいる。=6月20日付山形版から




[2010-02-26]


 この日は看板などの除幕式があり、これまで同町の選定記念ポスターやパンフレットなどのデザインを手がけ、今回の記念看板を制作した尾道大美術学科3年生の吉川麻衣子さん(21)や、公園に命名した重井小学校5年(担任・荻原由貴教諭)の児童らが出席して、完成を祝った。
 選定記念看板は高さ2メートル、長さ5・4メートル。同町には白滝山と石像群、五百羅漢の遺産があることをポスターでも使用したオリジナルな書体で大書した。同小5年の村上貴崇(たかし)君(11)は「公園の名前はみんなで一生懸命に考えました。みんなで公園を大切にしていきます」と誓っていた。(広津興一)
 =2月22日付け広島版から




[2010-02-16]


北海道・森林再生の助っ人 内田健一さん=黒松内町(北海道)在住
 =GP3月号から
写真1



[2010-02-15]


 第1部では、「にほんの里100選」に選ばれた八つの地域で活動する人たちが、それぞれの取り組みを報告した。選定委員の鷲谷いづみ・東京大教授(保全生態学)は「昔からの知恵が残っているのが里。この100選で里の価値を見直す機会になれば」、森本幸裕・京都大教授(景観生態保全論)は「新しい保全のかたちとして、関心のある人を外部から里にどう受け入れるかを考える時に来ている」と話した。
 第2部では奥本大三郎・日本昆虫協会会長が「都会に里山を」の題で特別講演。「里山には多様な生物が残り、様々な可能性がある。都会の人が里山とどうかかわっていくかが問われている」と指摘した。その後の研究者らによるパネル討論では「里山を今後保全していくために、法制度を整えていくべきだ」「里山の概念を世界に広めていくには、まず同じような里山がある東南アジアとの対話が必要だ」などの意見が出た。
 =2月7日付け石川版から


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