上世屋(かみせや)京都府

笹ぶき屋根の技術継ぐ

十数戸の集落。住民がネットワークを組んで地域の活性化を目指す。笹(ささ)ぶきなどの伝統技術も伝承。棚田とブナ林、湿原も魅力。

  • 交通:京都縦貫道宮津天橋立ICから車で50分/北近畿タンゴ鉄道天橋立駅からバスで日置乗換えで60分
  • 食事:ペンション自給自足 0772-27-1741
  • 直売:常吉(つねよし)村営百貨店 0772-68-1819
  • 関連ウェブサイト:天橋立観光協会

※ 交通アクセスや店舗情報などは、お出かけ前にご確認ください。

※ 車ナビは、里を訪れる際の目標ポイントを数値化したマップコードで、()内が施設名や地点です。地図では★で示しました。カーナビのマップコード検索で利用できます。

2015年04月02日

ガイド にほんの里100選15 グリーンパワー2015年4月号から

暮らしの知恵を 次世代に
 
 京都府北部の丹後半島。宮津湾へ注ぐ世屋川に沿って山あいへ向かうと、やがて棚田に囲まれ、入母屋づくりの古民家が並ぶ上世屋(かみせや)の里が現れる。
 

棚田と古民家が並ぶ


 すり鉢状の傾斜地に造られた棚田は、地元の人たちに加えて、ここの米を使うお酢屋さん、そして定期的に通ってくるボランティアらも加わって、作付けが続いている。周囲には冷たい水を田に入れる前に循環させて温める「コナワ」が設けられており、木で組んだ「イナキ」にイネの他、ソバや豆類など季節の収穫物を干す光景も見られる。
 
 今、この里に暮らす12 戸は古くからの住民と移住者がほぼ半々だ。大学生の時から丹後に関わり、卒業後に移住した小山有美恵さん(31)は、米作りの他、子どもたちが地域の自然を体験するプログラムも提供している。「地元の人たちに見守ってもらいながら、一緒にやらせてもらう活動が多い」と話す。
 

岳山からの眺望。奥に宮津湾が見える


  ▲  ▲  ▲
 
 今では古民家の屋根の多くがトタンで覆われているが、特徴と呼べるのは笹葺(ささぶ)き屋根。ここが教師しての初任地だったという安田潤(めぐむ)さん(66)は「厚いわらの上へ、身近で豊富なチマキザサを葺いてある。ササを使うのは防水と防腐の効果を期待している」と説明する。
 
 植物を使った民俗文化財の「藤織り」も残されている。フジの繊維から糸を作り、それで織った布が仕事着や袋に使われてきた。地元の女性たちから技術を学ぶ講習会が始まったのは30 年前。丹後藤織り保存会会長の井之本泰(とおる)さん(63)は「昔ながらの暮らしの知恵を、次世代につないでいきたい」と話す。 
 
 里の近くにはコナラやイヌシデ、ブナなどが育つ。ブナは集落が大火に見舞われた際の建築材にしたり、非常時に炭にして現金を得たりするため、大切にされてきた。そんな林を歩いて岳山(嶽山、637 m)に登ると、上世屋の里を見下ろせるばかりか、丹後半島の山々から宮津湾までの広い眺望が楽しめる。
  
(グリーンパワー2015年4月号から転載)

2012年06月14日

初めての投稿・・・上世屋(京都府)のエコツアーガイドです (^_^)v

上世屋(京都府)の里で16人の仲間でエコツアーガイドをやっています<midorimushi>です。

4月の上世屋の里

上世屋は、今(6月13日)、棚田の田植えも終わり、無農薬栽培で頑張っておられる水田ではいろいろな生き物がのんびりと過ごしています。レッドデータとして絶滅が心配される動植物も、ここ上世屋の里では健在です。

世屋の里パンフura

私たちの活動のブログ(宮津エコツアー: http//miyazu-et.com/ )では、他の部会(天橋立、上宮津・杉山)とともに、上世屋のその時々の様子を詳しく紹介しています。

よろしくお願いします。

宮津市エコツーリズム推進協議会 世屋・高山ガイド部会 <midorimushi>

 

サイクル旅日記
ふれあい、自転車の旅
にほんの里100選をめぐった記録
崔宗宝、バリトンの旅
にほんの里100選をめぐる
オペラ歌手 里の歌旅