天野(あまの)和歌山県

紀伊山地霊場の史跡

1600年の歴史をもつ。高野山参拝の表参道で史跡、文化財が保護されている。田園風景に里の豊かさ・ぬくもりを感じる。

  • 交通:阪和道泉南ICから車で60分/JR和歌山線笠田駅からバスで30分・妙寺駅から車で15分
  • 特産:コンニャク
  • 食事:こんにゃく工房 0736-22-3433
  • 直売:こんにゃくの里 0736-22-3432/ 都市と農村交流施設「柿の茶屋」0736-22-7024/道の駅 紀の川万葉の里 0736-22-0055
  • 宿問い合わせ:かつらぎ町観光協会 0736-22-0300
  • 関連ウェブサイト:かつらぎ町観光協会

※ 交通アクセスや店舗情報などは、お出かけ前にご確認ください。

※ 車ナビは、里を訪れる際の目標ポイントを数値化したマップコードで、()内が施設名や地点です。地図では★で示しました。カーナビのマップコード検索で利用できます。

2017年04月10日

ガイド にほんの里100選 グリーン・パワー2017年4月号から

天野1

丹生都比売神社の輪橋。イベントなどに合わせて美しくライトアップされる(朝日新聞)

高野山麓で歴史を育む

 

高野山麓の標高450m 程の盆地で、約1700 年の歴史を育んできた。世界文化遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産である丹生都比売(にうつひめ)神社を核に、真言密教の信仰ともつながり、神仏習合の宗教観を現代に伝える。高野山の表参道である町石道(ちょういしみち)の二つ鳥居からは里を一望できる。他にも歴史遺産が豊富で、西行法師を偲

ぶ西行堂、「貧女の一燈」を献じたお照の墓などを訪ねるウォーキングコースもある。

随筆家の白洲正子は「天の一角に開けた広大な野原であった」と、随筆『かくれ里』に天野を記した。野原と見えたのは、まばゆいばかりの稲穂の波だったとされ、今も品質の高い「天野米」の生産に多くの農家が取り組む。

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